アピオスの花

7月下旬から9月上旬くらいまで花が咲きます。花の形が美しく色鮮やかで、アピオスの芋からは想像もつかないきれいな花です。

 

葉の根元にすべて花芽が付き、花芽がぐんぐん伸びて、下の方から枯れては、伸びた先端までしっかり咲きます。独特の香りがあります(こちらでは香りをお届けできないのが残念です)

 

これまでも、お茶として使われていましたが、お料理にも活用できるのでは?とあれこれ試しているうちに、有名レストランからもご注文をいただくようになり、今では、様々なお料理に使われています。

 

 

アピオスの花のお料理

面白い食材なので、様々試作してみました。

  • 房の芯は固くて食べにくいです。(天ぷら等そのまま使う方もいます)
  • 酢漬けにすると、さらにきれいなピンク色になり、彩りに最適です。
  • 熱を加えると、緑と紫になりますが、ゆでるときには酢で色止めできます。
  • 食感が独特で楽しめます。

 

花の扱い方

  • アピオスの花は、房の下から順々に、先端まですべて咲きます(収穫後は成長しません)。先に咲いた下の部分から枯れていきますので、枯れた花は除去してお使いください。
  • 乾燥に弱く、濡らしたペーパー等で包んでおくと比較的長持ちします。乾燥してくると、花はぽろぽろ取れやすくなります。
  • 先端が咲いておらず緑色の蕾の部分は、酢漬けやお茶などにしても、青っぽい味がしますので、用途によっては、開いた花の方が適しています。
  • 比較的強い花で、水洗いしてお使いいただけます。



アピオスの花のメニューをご提供いただいた飲食店様

パザパ(むつ市)

レストランオマージュ(東京・浅草)

分とく山(東京・広尾)

地酒屋いわ月(大阪・天満)

トゥーランドット臥龍居(東京・赤坂)

ラファソン古賀(東京・代々木上原)

薫風(東京・千駄木)