平成4年度 下北地域県民局「食育活動実践プロジェクト」
ニシンは、水温の低い海を回遊している魚で、明治末~大正時代は青森沿岸でも大漁でしたが、その後ほとんど獲れなくなったものの、近年津軽海峡にも戻ってきています。1月~2月頃、産卵のためにやってくるため、メスはプチプチ食感の卵、オスはトロっとした食感の白子が入っていて絶品です。
レシピ協力 (株)金亀水産
煮つけ
材料 (3人分)
- 生ニシン 一尾
- 刻み生姜 お好みで
- 醤油 大さじ3
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 水 100cc
作り方
- ニシンのうろこをとって、頭を切り落とし、内蔵を除去する
- 3つに切り分け、それぞれ表面に隠し包丁(×)を入れる
- ニシン以外の材料(調味料・水)を鍋にいれ、サッと煮たたせる
- 2のニシンを入れ、落し蓋をして約15~20分煮つける (時々、煮汁を身全体に回しかける)
- 皿にニシンを盛り付ける
- 煮汁にお好みで生姜を入れ、コゲないように注意しながら、とろみが出るまで煮つめる
- 盛り付けたニシン5に、6を回しかけ完成
塩焼き
材料
- 生ニシン 1尾
- 塩 小さじ1/2
<盛り付け>
- 大葉
- 大根おろし
- レモン
作り方
- ニシンのうろこをとって、さっと水で洗いし、水気をとる
- まんべんなく塩を振って、30分程度おいた後、ペーパーで水気をとり、両面に切れ目を入れる(火が通りやすくなる)
- 魚焼きグリルで、中火で20分程度焼き、盛り付けて完成
(大きいニシンや、白子や卵が入っていると中まで火が通りにくいので、火があたる面にアルミホイルをかけてじっくり焼くと良いです)
*ニシンは小骨の多い魚ですが、内臓はとても小さく、焼くと気になりませんので、取らずに焼いてOK
南蛮漬け (中級編)
材料
- 生ニシン 一尾
- 玉ねぎ 1/2個
- 人参 1/3本
- ピーマン 1/2個
- 鷹の爪 適量
- 白ごま 適量
- 片栗粉 適量
<南蛮だれ>
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 酢 大さじ5
- 水 50cc
作り方
- うろこをとり、頭を切落して内臓除去し、三枚におろして、身の部分を使う
- 玉ねぎをスライス、人参、ピーマンは細切りにする
- 南蛮だれの調味料を合わせ、2の野菜と鷹の爪を入れる
- ニシンの水気を取り、食べやすい大きさに切り、片栗粉をまんべんなくまぶす
- 170℃くらいの油で、色付くまで約5分揚げる
- 油を切り、熱いうちに3の南蛮だれに入れ、味がなじんだら完成
超簡単おさかなレシピカード
- むつ市内のスーパーなどで配布
このレシピは、青森県下北地域県民局 令和4年度 食育実践プロジェクト
超簡単!おさかな料理教室で実施しました
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